用意周到で臨んだ土曜日、しかしある意味肩すかしを食らうこととなったが、結果として普通経験できないF1の歴史に残ることが経験できたということでOKでしょう。
いよいよ明日が本番。さあまだ朝10:00。とりあえず宿に戻って情報収集、計画を練り直しだ。そして、今着ているこの台風仕様ウェアを着替えて・・・
と、宿に戻ると、「只今メンテナンス中なので2時までお部屋に戻れません」・・・とりあえず雨合羽は脱いだが、ウインドブレーカー上下着用のまま、台風日和の名古屋市内を、自分のファッションを気にしながら、2時まで無計画に途方に暮れて徘徊する。
自由席場所取りの都合から、朝5:30起床。ケータイを見ると、友人からメールが。
「土曜日予選中止でサーキットクローズなんだって?」。ガーン!早く寝ちゃったので知らなかった・・・でも何で?今日は駄目なの?明日はどうなっちゃうの?延期なの?だとしたら月曜日まで居なきゃならないの?帰りの新幹線はどうするの?荷物は・・・
と、多くの「?」を抱えながら、とりあえず当初の計画通り、サーキットへ行ってみることに・・・
バス停の張り紙をパチリ。帰りのバスでの車中、運転手さんから当22号の直前に襲来した台風21号で、白子駅周辺が膝上の辺りまで水に浸かった話、サーキットの周辺、敷地内を含め標高が低いエリアは全て浸水してしまったことから、周辺駐車場がヤバイかもしれないという話など、いろいろためになるお話を聞くことが出来ました。
折角なので、サーキット周辺をウロウロすることに。金網越しに中を撮影できる場所があったので、レース場入場ゲート付近を撮影。閑散としています。
一通りウロウロし尽くし、正面ゲート付近に戻ってくると、三重交通バス停前でアナウンス。
「津気象台が風速30mを観測すると、バスが全面運休となります。今後バスが動かなくなる可能性がありますので、お帰りになる方はお早めにご利用下さい」。
ひえ〜。遠方からの旅行者の私としては大変恐ろしくなり、素直に次のバスを待つことに。
正面ゲート付近に設置されていたお店も、ご覧の通り全面クローズ。
サーキットへ到着。通常のF1期間中の停車ポイントと違い、正面ゲート真正面までバスが運んでくれました。
シャトルバスルートでサーキットへ向かうべく、白子駅へ到着。そしてバス乗り場へ向かうと、三重交通の方がシャトルバス利用車へアナウンス、個別に説明しておりました。
「本日鈴鹿サーキットは全面クローズとなっており、行っても中へは全く入れません。折角なので正面ゲートの前だけでも行ってみたいというお客様のために、一応シャトルバスは運行しております。このような状況でも宜しい方は、バスにお乗り下さい」
く〜遠方からの旅行者にとってはありがたいお言葉。長いF1の歴史でもこのような事態は初めてのことだと思い、とりあえず何かネタにはなるだろうということで、とりあえずバスへ乗る。
当写真は不精してバス社内から撮影しました。
正面ゲートに貼られてました。当然一歩も中へ入れませんでした。
[PR]動画